アウトプットの重要性:「学びを結果に変えるアウトプット大全」
はじめに
少し前からなるべく読書をするように意識するようにしていて、本を読む回数が増えました。 しかし、しばらくして本から得られた情報を記憶に定着することができていないなという風に感じるようになりました。 そこで、たまたま書店で見つけた樺沢紫苑さんの「学びを結果に変えるアウトプット大全」から何か得られそうと思ったので すぐに購入しました。その書籍を自分の中で読んでよかったなと思う部分を3つを上げていきたいと思います。
- インプットとアウトプットの黄金比率は3:7
- 自己満足を自己成長に変える
- 学んだ内容を説明することで記憶が定着する
この3つに関してそれぞれ感じたことを書いていこうと思います。
インプットとアウトプットの黄金比率は3:7
自分は今までインプットばかりを意識していました。しかし、そうではなく、アウトプットを意識したうえで インプットすることでより高い成果を出すことができる。これはコロンビア大学の実験でこの比率がいいという結果 出ているみたいです。
自分の中での感覚では、アウトプットを先に意識することで、どういうものをインプットすればいいのかを効率的に 厳選できるのではないかなというふうにも感じました
自己満足を自己成長に変える
これは気づきを得てするべきことわかったら、「行動する」ことなしに自己成長することは絶対にできないということ。 この書籍で分かりやすい例が紹介されていました。
例えば、「運動」についての本の読む。そこに、「週2時間の有酸素運動で認知症の発症率が3分の1に減る」と 書かれていたとする。つまり、得られた気づきは「週2時間の有酸素運動で認知症を予防できる」。 この気づきを書き留めることをするが、そこで終わってしまう人が多い。 本を読んで様々な気づきを得ながら、実際には何もしない。
著者はこう言っています。
昨日までの行動と、今日の行動に変化がある。これが自己成長。 「週2時間の有酸素運動で認知症を予防できる」ということを知っていても行動しないのなら、行動の変化はゼロであり、 自己成長もゼロである。
この著者の主張が自分的には一番刺さりました。
学んだことを説明することで記憶が定着する
学んだことを説明することによって、「意味記憶」が「エピソード記憶」に変換されることで圧倒的に記憶に残りやすくなる。 これを見て感じたことは「学んだことを説明する」ことは相手にわかりやすく説明しなければならないため、アウトプットを必然的に意識しなければいけない。 また、説明するためには学んだことを理解しなければ、うまく説明することができないため、インプットを自然に意識するようになるという流れができるのではないかな感じました。
おわりに
よかったと思った部分を3つ取り上げて紹介しましたが、ほかにもためになる話が書かれているので、気になる方は読んでみてはどうでしょうか? アウトプットを意識して、学んだことを無駄にしない習慣をつけるべきだなと強く思います。
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
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